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Final Stage 第3章:困難な日々2

작가: 相沢蒼依
last update 게시일: 2025-11-25 17:43:06

***

 その日、いつものようにバイトに勤しみ、何ごともなく終えることができた。竜馬くんと一緒に仕事をしないだけなのに、ビックリするくらい疲れがなくて――。

「それだけ彼の存在が俺にとって、ストレスになっていたんだな」

 ぼそっと独り言を言いながらロッカーを閉め、軽い足取りで店の外に出た。体を包み込む冷たい空気も、全然平気――穂高さんもこの時間、海の上で頑張っているんだよなと口元に笑みを湛えたときだった。

「お疲れ様、アキさん」

 音もなく突如現れた竜馬くんに、絶句するしかない。この状況って俺が穂高さんに迫られたときと、まったく同じじゃないか。

「な、んで?」

 反応しちゃダメだって穂高さんに言われてたけど、待ち伏せされるなんて思ってもいなかったから、つい声をかけてしまった。

「何でって、それは俺が言いたいよ。いきなりシフトを変えちゃうんだもんな。大学だって逢うのはマレなのに、ここでも逢えないとなったら、アキさんの帰りを狙うしかないじゃないか」

 帰りを狙うって、そんな――。

「ハハッ、すっごく驚いた顔してる。それに安心して。夜道で襲ったりしないから」

「と、当然だよ、そんなの……」
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    小林が竜馬に贈った指輪のサイズを直すことと、同じ指輪を注文するためにふたりで宝飾店に足を運んだ。 同性が同じ指輪をすることに多少なりとも店員に嫌悪感を示されると思いきや、そこはサービス業らしく、嫌な顔ひとつせずに接客してもらえた。そのお蔭でふたりで時折顔を見合わせたりと、和やかに過ごすことができた。 竜馬に贈った指輪の直しは、保証期間内ということで無料でやってもらえることになった。その後、小林に贈るための指輪を購入すべく店員に金額を聞いて、竜馬は心底驚いてしまったのである。「何が『そんなに高いものじゃないから気にしないでくれ』ですかっ。気にしちゃう金額でしょ!」「わっ悪かったって。ああでも言わないと、貰ってくれないと思ってだな」 突然はじまった口論に店員が弱ったなぁという表情で、チラチラとふたりを見やる。「小林さんが不愛想な顔して、強引に指輪を渡したりするからですよ。絶好のロケーションの中で、あんな風に色気のない渡し方をしてきてさ」「しょうがねぇだろ。オーダーメイドってヤツは手間暇かかる分、高くなっちまうんだから。それくらいの価値が、お前にあるってことだよ」 不愛想を指摘したからか満面の笑みで気持ちを告げた小林に、竜馬はなす術がなかった。いつものように黙り込むしかない。「……すみません。分割払いってできますか?」 いろんな事情で頬を染めながら店員にお願いし、オーダーは無事に完了したのだった。

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  • 残り火 After Stage ―未来への灯火―   蒼い炎17

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    「今宵もそのお姿、麗しいですね」 バーのカウンターで1杯引っ掛けていたら、聞き慣れた声が背後からした。 顔だけで振り向くとそこにいたのは、警察にとっ捕まっているハズのやーさん。この歓楽街を牛耳る某団体に所属、そのお陰で変な揉め事はなかったんだけど。某団体に所属してる下っ端のコが、刑事を射殺してから組員が相次いで逮捕されていた。「昴さん、出て来れたんだ。おめでと」 手に持っていたグラスを掲げてやると隣に座り込み、いつものやつを注文する。「保釈金払って、無事に生還。今の警察じゃあ、俺らを拘束することが出来ないから。弱みを強みに上手いこと、利用しているからね」「おお~怖い。そして相変わ

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    last update최신 업데이트 : 2026-03-31
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  • 残り火 After Stage ―未来への灯火―   番外編 ――発火点――

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